サラリーマンからフリーランスになる前にやっておきたい3つの準備

クレジットカードを作っておく

サラリーマンからフリーランスになる前に、クレジットカードの作成はぜひ済ませておきたいことの一つです。フリーランスになると自由な働き方が手に入りますが、サラリーマン時代にあった「安定」がなくなります。自分の頑張り次第でどんどん収入アップでき、サラリーマン以上に稼ぐことも不可能ではないものの、毎月の収入を考えると変動があるということになります。そして、急な体調不良などにより収入が大きく減ったり収入がない月も出てきたりするかもしれません。こうした理由から、フリーランスはよほど軌道に乗って収入が安定しない限りは社会的信用の面でクレジットカードの審査が通りにくくなることも珍しくないのです。もちろんカード会社の審査規定にもよりますが、希望するクレジットカードの審査が通らない可能性も考えておくようにしましょう。そのため、クレジットカードの作成はサラリーマンを辞める前に作成しておくと安心ですよ。

賃貸の契約を済ませておく

こちらもクレジットカードと同様に、社会的信用度が関わってきます。賃貸の契約は毎月の家賃が発生するため、収入が不安定だと審査に通りにくくなります。賃貸契約時に収入が不安定な場合、保証人を立てたり家賃保証会社などを通したりして賃貸契約を結ぶケースもあります。しかし、すべてがこの対応で契約を結べるとは限りません。通常の生活の場と同じように、採光や間取り、周辺環境、家賃など希望する条件に合う部屋で仕事をする方がパフォーマンスも上がるでしょう。自宅の一部を仕事場にあてる人は問題ありませんが、仕事用に部屋を借りたい場合はあらかじめ希望に合う賃貸の契約を済ませておくことがポイントです！

作業場所や備品を整えておく

自宅や賃貸など、フリーランスとしての作業場所を決めておくことはもちろん、備品も抜かりなくそろえていつでも仕事に取りかかれる状態にしておきましょう。PCやプリンター、Wi-Fiなどのネット環境のほか、作業用デスク・チェア、さらに事務所用の住所入りの印鑑もあると便利です。印鑑は書類の郵送時に逐一手書きせずに済むようになるので、作業効率がアップします。エンジニアのようにPCの使用頻度の高い職業の場合、作業効率と成果アップのためにも多少値段がはってもスペックの良いものを選ぶとよいでしょう。事務作業の効率化のため、会計ソフトを導入しておくのもおすすめです。日々の帳簿付けや確定申告などもスムーズにできるようになります。サラリーマンであれば会社にあらゆる備品がそろっていますが、フリーランスになるとすべて自分でそろえる必要があります。気持ちよくフリーランス生活をスタートするためにも、作業場所や備品の確保は徹底しておきましょう。